noteがいいの?それともWordPressのブログで発信すれば良いのかな?
発信を始めたいけど、どっちが自分に合ってるのか悩んでいませんか?
実はこの2つ、ただの“文章を発信するツール”ではなく、目的や届け方によって選び方が大きく変わります。
どちらも文章を発信できるツールですが、“何を目的に発信するか”によって、使い分けるのがとても大切なんです。
今回は、Web制作や発信サポートに携わる私自身の視点から、ブログとnoteの違い・使い分けの考え方をお伝えします。
そもそも、ブログとnote、何が違うの?
ブログとかnoteとか言葉は聞くけど、明確な違いって説明できますか?結局は両方、文章を読み物として発信するものという観点では共通しているのではないか?と思います。
ここからは、まずブログとnoteの違いについての説明をしていきます。
ブログとは?
ブログとは、Web上に定期的に記事を投稿できるコンテンツのことです。
自分の好きなテーマで情報を発信したり、検索されることで人に見つけてもらうことができます。
実は私にとってブログは、もう20年以上も身近な存在です。
中学生の頃、嵐のファンサイトを運営していた時に使っていたのが「JUGEM(ジュゲム)」というブログサービス。
ブログにコメント機能をつけて、訪れてくれた方と交流するのがとても楽しくて、当時のネットライフの中心でもありました。
今は当時とは目的が変わり、ビジネスとしてSEOを意識したブログを書いています。
WordPressというCMS(コンテンツ管理システム)を使って、自分専用のページを作り、
- 検索されたいキーワードで記事を書く
- サービスに興味を持ってもらう
- お問い合わせや相談につなげる
といった「届ける設計」も意識して運用しています。
カスタマイズ性が高く、デザインやカテゴリの整理、記事の見せ方まで調整できるため、
“資産型メディア”として長く育てていけるのが、ブログの大きな魅力です。
Noteとは?
noteは、文章・画像・音声・動画などを手軽に発信できるプラットフォームです。
SNSのような気軽さと、ブログのように深く綴れる構造が特徴で、エッセイや体験談、考えの共有などに使われることが多いです。
note内には「おすすめ」や「検索機能」があり、知らない人に読まれるチャンスがあるのも魅力。
また、記事を有料販売する機能もあるため、クリエイターのマネタイズ手段としても注目されています。
例えば
- エッセイ・気づきのシェア
- 感情的な共感を呼ぶ投稿
- 文章コンテンツの販売
と言ったコンテンツに向いています。
ブログとNoteの比較
まずは、それぞれの特徴を比較してみましょう。
ブログ | note | |
---|---|---|
アクセス解析 | ◎ Googleアナリティクス・サーチコンソールなどで詳細な分析が可能 | ✕ 閲覧数しか分からず、流入経路や検索キーワードの把握は難しい |
SEO効果 | ◎ 検索キーワード対策がしやすく、資産として蓄積可能 | △ noteも検索されるが、SEOに特化した構造ではない |
カスタマイズ性 | ◎ デザインや構成を自由に設定でき、世界観を表現しやすい | ✕ テンプレート固定で、ブランド表現には限界あり |
拡散力 | △ SNSや読者のシェアで拡散されるが、自力で広める必要あり | ◎ note内のレコメンドやSNSとの相性が良く、自然な拡散が見込める |
手軽さ | △ 開設や設計にひと手間かかる | ◎ アカウントを作ればすぐに書き始められる |
世界観づくり | ◎ トンマナや構成を細かく設計できる | △ note独自のデザインが強く、個性を出しづらい |
さてここからは、目的別でブログかNoteかどちらを選べば良いのか比較してみましょう!
目的別:どっちを選ぶべき?
✔ SEOを意識し、集客するなら「ブログ」
特にWordPressではGoogleアナリティクスやサーチコンソールを使うことで、
・どんなキーワードで検索されたのか
・どのページがよく読まれているのか
・ユーザーがどのページで離脱したのか
など、読者の行動を細かく分析することができます。
検索キーワード対策がしやすく、資産として蓄積可能です。
note
noteでは、「この記事が何回読まれたか」まではわかりますが、
・どこから来たのか?
・どんな検索で見つけられたのか?
といった、詳しいデータを見ることはできません。
noteも検索エンジンにはヒットしますが、SEOに特化した構造ではありません。
検索結果から安定した流入を得たい、サービスへの導線を作りたい場合は、ブログが最適。
WordPressやSTUDIOなどで運用すれば、自由度も高く、中長期的な資産として活用できます。
なぜなら、アクセス解析ができるからこそ、
「どこを改善すればもっと読まれるか」
「次はどんな記事を書いたらいいか」
といった育てるためのヒントが見えてくるからです。
私は実際にブログを書いた後、アクセスの数字を見ながら、内容や構成を改善しています。
やっぱり、データは裏切らない。
せっかく書くなら、ちゃんと届いてほしいし、読まれたらやっぱり嬉しいですよね!
一方で、noteはアクセス数はわかっても、それ以上の分析はできません。
「どの記事が反応よかったのか?」といった情報も掴みにくく、
発信を育てていきたい人には少し物足りないと感じるかもしれません。
そして、note自体のドメインパワーは強いものの、SEOに特化した構造ではないので、あまりおすすめはできません。
✔ 共感・拡散されたいなら「note」
noteはSNSやnote内のおすすめ機能を通じて、“知らない人”にも届きやすいのが強み。
感覚的に読まれるエッセイやストーリー性のある投稿に向いています。
noteは考えたことをそのまま綴りたい、そんな時にはぴったりの場所。
分析や改善よりも、「今感じていることをすぐ書きたい」人には、とても使いやすいツールです。
✔ コンテンツを販売したいなら「note」
noteは、書いた文章をそのまま“商品”にできるのが大きな強み。
記事の一部を無料で公開し、「続きを読む」で有料に切り替えることもできるため、
“読んで共感したからこそ、続きが気になる!”という自然な流れで購入してもらえるのが魅力です。
例えば:
- 自分の経験をまとめたノウハウ
- 実際に効果のあったテンプレート
- 心に響くストーリーや、濃いめのコラム
なども、価格を自由に設定して販売できます。
特別なECサイトや決済システムを準備しなくても、note上で完結するため、
初めてのコンテンツ販売にもチャレンジしやすいプラットフォームです。
「この想い、この経験、同じように悩んでいる人に届けたい」
そんな気持ちを、形にして届ける場所としても、noteは相性がいいんです。
私はこう使い分けています
私の場合、ブログでは「誰かの役に立つ情報を届ける」ことを意識していることはメインにしています。初めて、このブログに辿り着いた人が、少しでも自分の困ったことを解決できるように、そんな気持ちでブログを書いています。
一方でnoteは、感情や背景をもう少し素直に表現できる場所として使っています。
知らない人にも届きやすく、「感覚的に読まれる記事」にはnoteがしっくりくるなと感じています。
実はこんな方法も!
ここまでは上のように比較などしてきましたが、それが全て正しい使い方というわけではありません。ブログ(WordPress)やNote、どちらを使うにしても、自分にあった方法であれば問題はないと思っています。
参考までにこんな使い方ができるよ!というのを紹介しますね!
noteとSTUDIOを連携させて、更新があった場合にすぐに反映することができる
STUDIOでホームページを作り、「最新のnoteはこちら」とリンクを貼ることで、発信と世界観の両立が可能に。“感情の発信=note” を “しっかり整えた場所” へ誘導する流れが作れます。STUDIOはWordPressよりは比較的安価での制作が可能なので、予算を抑えたい!でも世界観も整えたい!という方にはおすすめです。
例えば以前制作に携わらせていただいたこちらのサイトについても、noteと連動している箇所がありますが、STUDIO自体にはCMS(ブログ機能)は付けずに、noteと連動して最新情報を発信している形になります。
WordPressならカスタム投稿で「ジャンル分け」も可能
ただ、誰かの役に立つような記事も、エッセイのような読み物もWordPressの中にひとつにまとめたい!という方もいらっしゃるかと思います。
実際、まとめるメリットとしては、記事の数が増えるので、インデックス数や、閲覧数が増えることや、別の記事を見てどういう人が書いているんだろうと興味を持って、回遊してくれる可能性も増えるわけです。
そんな時、WordPressでは「通常のブログ」と「エッセイ投稿」など、投稿タイプを分けて使うことも可能。
発信を1ヶ所にまとめつつも、読者にとってわかりやすい構成が実現できます◎
まとめ|発信の“目的”で選ぶのがいちばん!
ここまで色々なことをお伝えしましたが、最後にまとめとしてもう一度お伝えしますね!
結局場合によって、ブログ(WordPress)かnoteかは使い分けることがおすすめ!
- SEOで集客したい → ブログ(WordPress/STUDIO)
- 共感・拡散されたい → note
- コンテンツを販売したい→note
使い分けのおすすめも大事だけど、結局自分が使いやすいかも大切!
- STUDIOとnoteを連携させることもできる
- ひとつのホームページを資産として育てていきたい → WordPressブログのカスタム投稿でジャンル分け
「どっちを使えばいい?」ではなく、
「何を伝えたいか・誰に届けたいか」で使い分けることが重要です。
そして、せっかく発信するなら、あなたの想いや活動が“ちゃんと伝わる場所”も整えていきましょう。
WordPressでブログを書きたいなら、ご相談ください!
noteやブログでの発信も大切ですが、
それらを受け止めて、信頼へとつなげる場所——
それがホームページです。
WordPressで「伝わる発信」を始めたい方へ
ブログの設計から世界観づくり、SEOまで、あなたの目的に合わせた発信の形を一緒に整えます。
ホームページで集客したいなら
こんなこと叶えたいと思いませんか?
- 地元の人に向けて自分の事業の魅力を伝えていきたい!
- 新規オープンしたお店に地域の人を呼び込みたい!
- ホームページを持っているがもっと伝わるものにリニューアルしたい!
- ただホームページを作るだけでなく、しっかりと見てもらえるページにしたい!
\ 地元集客を強化するなら/