ホームページ制作するとき、ブログはあった方が良いか?という質問を頂くことがあります。
結論として、ブログはあった方が良いと考えます。ブログは単なる情報発信の手段にとどまらず、ホームページの価値を大きく高める重要なツールだからです。
この記事では、ホームページにブログを設置することで得られる10のメリットをご紹介します。
1.SEO対策として効果的
ブログを更新することで、検索エンジンに新しいコンテンツがインデックスされやすくなり、検索順位の向上が期待できます。単純にページ数が増えるとインデックス数が増えるため、それだけ評価の対象数も増えるというわけです。
ただ更新するだけでSEOとしては有効なの?
SEO対策=ブログ更新というわけではありません。
SEO対策には、キーワードを意識した記事を更新することが必要です。
google検索は「ユーザーの知りたいこと」「ユーザーの問題解決の答え」を優先して表示されていきます。だから、ただ日記のような投稿・数行の投稿を何百更新したからといって、SEOの評価が上がるわけではありません。
では、どのような記事を書けば良いのか?
それは、キーワードを意識した記事を投稿することです。
そうすることで、特定の検索クエリに対する発見性を高められます。
2.専門性や信頼性をアピールできる
業界のトピックや専門知識をブログ記事として発信することで、読者に対して「この会社は詳しい」「信頼できる」と思ってもらえます。
知りたい情報がブログを通して得ることができれば、このブログを書いているのは誰だろう?相談してみたい!という気持ちにもなるはずです。確かな情報を届けることで、ブランドの信頼性向上に繋げていきます。
私の場合は、WEBデザイナーのため、Web制作に関する知識や知っておいて欲しいこと、困ったことを解決するための記事を更新しています!
3.他の媒体でシェアしてもらえる
役立つ記事や面白いコンテンツは、検索エンジンだけでなく他媒体からも流入する効果があります。その記事を読んで良い!と思ってもらったとき、他のユーザーからのシェアは、アクセス増加のカギとなります。
他の媒体でシェアしてもらえるとどんな良いことがあるの?
単純にアクセス数が上がり新たな層にリーチする
書いた記事が参考になったとき、SNS(Instagram・Facebook・X(Twitter)やブログなどでシェアしてもらえることがあります。シェアしてもらうと、今まで自社ホームページを見てもらっている層以外にもリーチするというメリットがあります。
今までに違う層にリーチすることで、新たなご縁に結びつくこともあります。
SEOの評価が上がる
それだけでなくSEOの評価も高まります。
なぜ他の媒体でシェアしてもらうとSEOの評価が上がるの?
他のサイトからシェアしてもらったり、リンクを貼ってもらって流入することを「被リンク」と言います。被リンクが自社の業界やテーマに関連するサイトから発生している場合、検索エンジンは「関連性のある有益なサイト」として評価されるからです。
被リンクを増やすためにできること
- 品質の高いブログを書き続ける
- 自社のSNSやメールマガジンなどと連動させる
- 競合の被リンクを分析し、どこからリンクされているのかを辿ってみる
など色々な対策が考えられますが、ただ、被リンクもやみくもに増やすべきものではありません。しっかり、リンク元が関連のあるものということが大切です。つまり「リンクの質」もSEOの評価に関わってくるのです。
重要なのは「リンクの質」を重視し、自然で関連性の高いリンクを増やすことです。また、むやみにリンクさせるなど不自然なリンクはペナルティを受けるリスクがあるため、避けた方が良いです。
4.ユーザーとの関係を構築できる
ブログを通じて顧客とコミュニケーションを取ることで、信頼関係を築くことができます。たとえば、コメント欄で質問に答えたり、SNSで記事をシェアしてフィードバックを受け取ることで、顧客とのつながりが深まります。
5.ブランドの認知が向上する
ブログは、企業のストーリーや価値観を伝える絶好のツールです。
自社の個性を活かした記事を書くことで、読者にブランドを印象付けることができます。
6.コンテンツの再利用が可能
ブログの良いところはストック型のコンテンツということです。
- ストック型…投稿したコンテンツが資産になっていくので、時間が経ってから価値が出てくるものも多い(ブログなど)
- フロー型…投稿したコンテンツがどんどん流れていく。古いものはどんどん流れていってしまうので、新しいものを次々投稿していく必要がある。(Instagram・X・FacebookなどのSNSなど)
つまり、書いたブログは積み上げで資産になっていきます。ブログ記事を元にして、さらにそれをメールマガジンやSNS投稿・プレゼン資料にも再利用が可能です。
一度作ったコンテンツをさまざまな形で活用することで、コンテンツ制作にかかる時間が減るため、コストパフォーマンスが向上します。
ブログで書いたことをSNSに反映しても良いし、SNSに書いたことを詳しくブログに書いていくという方法もあります!ブログしか見ないユーザーもいれば、SNSしか見ないユーザーもいるので、媒体ごとにシェアしていくととても効率的です!
7.アクティブだということを示せる
ホームページを見たときに、このホームページの内容は最新なのだろうか?と思ったことはありませんか?
最終更新がいつかわからないと、本当にお問い合わせして良いのだろうか?と躊躇ってしまう場面もあるかもしれません。最新更新が数年前のホームページにお問合わせしたいと思うでしょうか?
ブログを定期的に更新していれば、。自社の最新情報を伝えることが可能です。このホームページはアクティブということも示すことができて、動きを感じることができると思います。
その結果、お問い合わせに繋がる可能性も増えていきます。
8.お問合せ導線に繋げることができる
ただ、メールマガジン登録やLINE登録をお願いしたり、メールフォームでお問い合わせはこちらと導線を繋げたとしても、それだけでは導線は不十分です。
例えば導線として繋げたいものがメールマガジンだとしたら、メールマガジンを読んでもらいたい層の悩みを解決するブログを書き、記事内に登録フォームを設置することで、潜在顧客を効果的にリスト化することができます。
メールマガジンのLPは既にあってもまた別のアプローチで記事を書いて、メールマガジンに誘導するというのもありですね!LPでは刺さらなかったけど、記事だったら刺さって登録したい!という気持ちになることもあるかも!
9.競合との差別化ができる
他社にはない独自の視点やノウハウをブログで発信することで、競合との差別化が図れます。競合他社がブログをやっていないのであれば、よりチャンスです。
読者に「ここにしかない情報」と感じてもらえれば、ファンを獲得するチャンスになります。
10.社内の知識やノウハウの可視化
社員の知識やノウハウをブログで共有することで、社内外に向けてその価値を伝えることができます。また、社内の文化をアピールするツールとしても有効です。
まとめ
ホームページにブログを設置することで得られるメリットは、単なる情報発信にとどまりません。SEO効果、ブランド力の向上、顧客との関係構築、さらには競合との差別化まで、あらゆる分野で効果を発揮します。
今すぐブログを始めて、あなたのホームページの価値を最大化してみませんか?まずは、小さな一歩からスタートしてみましょう!