「ホームページを作っても意味がないんじゃないか」
「お金をかけてまでやる必要ある?」
「どうせ誰も見てくれないのでは…?」
こうした疑問や不安を感じている方に向けて、この記事ではホームページの本当の価値と活かし方をお伝えします。
私自身、ホームページ制作を検討中の方から「意味あるの?」というご相談を多くいただきます。 この記事を読むことで、
- ホームページの価値と特性がわかる
- 作って終わりではない“育てるホームページ”の考え方が理解できる
そんな気づきをお届けできればと思います。
「意味のないホームページ」のあるある4選
まず大前提として、意味のないホームページがあるのも事実です。特に以下のような特徴がある場合、せっかく作っても機能していない可能性があります。

- 更新が止まっているホームページ
- 情報が古いままのホームページ
- お問い合わせ導線がわかりづらいホームページ
- SEO対策がされていないホームページ
それではここから以上の4つの特徴について1つずつ解説していきますね。
更新が止まっているホームページ
最終更新日が1年以上前、イベント情報が過去のまま…そんな状態だと「この教室、本当に運営されているの?」と不安に思われてしまう…
対策として、ブログやお知らせをこまめに更新し、最新情報を見せることが大切です。
情報が古いままのホームページ
実際の価格がチラシとホームページで違っていたり、すでに終了しているサービスが掲載されたままになっていたり。情報にズレがあると、お客様の信頼を損ねる要因に…
対策としてチラシ・ホームページ・SNS等に掲載している情報はズレがないか定期的にチェックすることが大切です。
お問い合わせ導線がわかりづらいホームページ
どこから問い合わせたらいいのかわからない、電話番号やメールフォームへの導線が見つけにくい。このような状態
せっかく興味を持った方の離脱を招いてしまって本当にもったいないです!
対策として、お問い合わせに繋がるページを固定で置いたり、わかりやすい情報設計にすることが大切です。
SEO対策がされていないホームページ
キーワードを意識せずにページが設計されていないので、Googleなどの検索エンジンで表示されない…
検索で見つけてもらえなければ、ホームページの効果も薄れてしまいますよね。
つまり、どんなにデザインが素晴らしくても、設計・更新・導線・SEOが整っていなければ、結果的に「意味がない」と感じてしまいます。
対策としてはしっかり狙いたいキーワードを決めて情報設計をしたりなどが必要です。
結論:意味のあるホームページにするには“時間”が必要です
では、「意味のあるホームページ」とはどんなものでしょうか?
私のクライアント様の中には、実際に以下のような成果につながった方々がいらっしゃいます。
東京都代々木上原の音楽教室 は毎シーズン満席!
実際、「代々木上原 リトミック」や「代々木上原 音楽教室」でSEO上位表示がされているこちらのホームページ。2021年末にホームページを制作させていただきました。

2024年度も終わろうとしている、2025年3月時点でのお客様の実際の声で
実際、空きなくお問い合わせが 先月は連日来てしまい お断りが申し訳なくて、、
というお言葉もいただいております!
福岡県北九州市の児童発達支援 は利用者をこれ以上受け入れできない状態!
こちらは「北九州市 児童発達支援」で上位を獲得しているこちらのページ、2025年で2周年を迎えられましたが、こちらの開業に合わせて制作したホームページです。

先日お客様とやりとりした際に、現在の状況をお聞きしたところ
おかげさまで、利用者さんの受け入れを断らないといけないくらい定員いっぱいになってます!!
という声をいただきました!
福岡県北九州市のフリースクール は待ち行列を作りたい!と言った新たなご要望へ
こちらは「北九州市 フリースクール」で上位を獲得しているこちらのページ。月間検索数も2025年4月時点で300以上あり、検索意図にも合致しているワードで上位が来ていることから、お問い合わせが月2〜3件あり、受け入れ人数が定員いっぱいとのことでした。

先日お打ち合わせさせていただいた時にこのような声をいただきました
今定員はいっぱいだけど、待ち行列を作りたい!
そのようなご要望に対しては、ブログの機能を入れているので、フリースクールや児童発達支援を探している親御さん向けにブログを書くのが良いですよ、とお伝えさせていただきました。今後、具体的な内容などもお伝えしていく予定です!

開設から一年以上〜数年経ってからもこのようにお客様から嬉しいお声をいただけるなんて本当に嬉しい限りです!みなさん本当にありがとうございます!
ただし、これらの結果が出るまでには、ホームページを公開してから平均して1年以上の運用期間が必要でした。
検索で上位に表示されるようになっただけでなく、そこからしっかりとお問い合わせにつながるよう、サイト全体の導線や見せ方を丁寧に設計・改善し続けてきたことが成果につながっています。
つまり、ホームページは「作ったら終わり」ではなく、「育て続けてこそ価値が生まれる」ものなのです。
なぜすぐには結果が出ない?その理由とSEOの仕組み
ホームページをGoogle検索で上位に表示させたい場合、最低でも半年〜1年の運用期間が必要です。なぜなら、検索エンジン(Googleなど)は、次のような観点から時間をかけてサイトを評価するからです。
- コンテンツの質(検索ユーザーの意図に合っているか)
- 更新頻度(新しい情報が定期的に追加されているか)
- 外部リンクの数と質(他サイトから紹介されているか)
- ユーザーの滞在時間・回遊率(読みやすく、他ページも閲覧されているか)
- 技術的な品質(スマホ対応、表示スピードなど)
コンテンツの質(検索ユーザーの意図に合っているか)
ユーザーが検索しているキーワードに対して、どれだけ有益な情報が提供されているかが問われます。単にキーワードを詰め込んだだけの記事っていかにもSEOを狙ってそうだな?って思ったことはないですか?
今は「ユーザーの悩みを解決するかどうか」が評価される時代。悩みに沿うような記事を書くことで質の高い記事と判断され順位も上がってくるという仕組みです。



例えばですが、「川崎市 音楽教室」で調べるとしたら、川崎市の音楽教室を探していたり検討している人が検索していると考えられますよね!
そういう人にとっては川崎市の音楽教室のホームページ制作実績がただ載せられているページは検索意図に合っていないと判断されるということです!
更新頻度(新しい情報が定期的に追加されているか)
放置されたままのサイトよりも、定期的に新しい記事や情報を追加しているサイトのほうが、Googleから「今も運用されている活発なサイト」として評価されやすくなります。



人がホームページを読んだ時も動きがあるというのはひとつの判断基準だけど、それはgoogleも一緒!
外部リンクの数と質(他サイトから紹介されているか)
他の信頼あるサイトからリンクされていると、そのサイト自体の信頼性が高まります。



ただ闇雲にリンクを貼れば良いというわけではないです!自然な形で引用や紹介をされるような内容が重要なんです!
ユーザーの滞在時間・回遊率(読みやすく、他ページも閲覧されているか)
ページを開いてすぐに離脱されるのではなく、しっかり読んでもらえて、さらに別のページも見てもらえるような構成であるかが、ユーザー体験の良さとして評価されます。



ついついクリックしちゃうページ、それが評価の鍵なんです。人の心とgoogleは繋がってるんです。
技術的な品質(スマホ対応、表示スピードなど)
モバイルでも快適に見られるか、ページの読み込みが早いかといった「使いやすさ」も重要な評価基準です。



滞在時間もひとつの指標。ターゲットにもよりますが今はスマホで情報を手に入れる時代。いくらPCサイトが素敵でもモバイルで快適に見られない場合は離脱の原因に…
これらの評価は一朝一夕には得られません。 時間をかけて信頼を積み上げていくことで、検索結果にも反映されていくのです。
この積み重ねこそが「ドメインパワー」を育てる、ということなのです。
ホームページは「育てる資産」
ここで大切なのが、「ホームページ=資産」という考え方です。
資産とは、一度作ったら終わりではなく、時間をかけて価値を生み続けるものです。 ホームページが資産と言われる理由には、以下のようなポイントがあります。
- お客様の声や事例を追加して“信頼”を積み上げられる
- 自分の想いやコンセプトを丁寧に言語化できる
- 記事やコンテンツが検索流入を生み続ける
- ファイルとして保有でき、定期的にバックアップも可能
つまり、SNSや広告のように「瞬間的に流れる情報」ではなく、長期的に成果を出し続ける“土台”として機能するのです。
「SNSがあるからホームページはいらない」は本当?
SNSとホームページは、どちらも情報発信のツールですが、役割がまったく異なります。
SNS | ホームページ |
---|---|
拡散力がある | 信頼性が高い |
リアルタイム性が強い | 検索に強く、長期で見られる |
流行やアルゴリズムに影響されやすい | 自由に設計できる・流行に左右されにくい |
SNSは投稿後すぐに見てもらえる反面、数日で情報が流れてしまいます。対してホームページは、半年後・1年後でも検索から見つけてもらえる可能性があります。
また、SNSでは伝えきれない「事業の背景」「想い」「理念」などを、ホームページでしっかりと届けることで、より深い信頼構築につながります。
SNSには流行がある。でもホームページには“普遍性”がある
SNSの世界は日々移り変わります。
一時期はFacebookが主流だった時代もありました。Instagramのフォロワーがぐんぐん伸びた時代もありましたが、今はなかなか増えないという声もよく聞きませんか?そしてショート動画の時代だ…と言われたり、正直ついていけない!!って思ったことはありませんか?
実際、私自身も当初はInstagramでの集客がメインでしたが今はなかなかInstagramのフォロワーが増えなくなったり、反応率や閲覧数は数年前に比べて落ちています。つまり、SNSの環境は非常に流動的です。だから時代に合わせて使い方を変えていかなければいけない。そう思っています。



今はインスタはすでに関係性のある方との、更なる関係構築に使うことが増えてきました!
さらに、SNSでは乗っ取りやアカウント停止など、不測の事態も起こりやすいのが特徴です。
一方で、ホームページは自分で管理・保有できる唯一の情報発信基地。
検索して訪れたユーザーは「自ら情報を求めている状態」なので、SNSからの流入よりも信頼度・成約率が高くなりやすいのです。
ホームページこそ、信頼を伝える場所


たとえば、レストランや教室、クリニックを探すとき、まずGoogleで検索してホームページを確認する…という方は多いのではないでしょうか?
公式ホームページがないと、「この施設はちゃんとしているのかな?」と不安に感じることすらあります。
ホームページは、あなたの事業の“顔”です。 特に地域密着型のビジネスや、初めてのお客様が多いサービスでは、信頼や安心感の源になる存在と言えるでしょう。
ホームページは「数年後の自分」への投資になる
広告やSNSは、短期的に効果を出したいときに適しています。 でも、その効果は一時的なものです。
一方、ホームページは未来の成果をコツコツ積み上げていく投資型のメディア。
- 理念やサービス内容を整理して発信できる
- 実績やお客様の声を継続的に追加できる
- ドメインパワーが上がることで自然検索流入が増える
そして、忘れてはいけないのが、ホームページが積み重ねるのは検索順位だけでなく“信頼”そのものであるという点です。
お客様に「ちゃんとしてる」「安心できる」と感じてもらう要素が、少しずつ蓄積されていきます。
まとめ:意味がないのではなく、「意味が出るまで育てるもの」
ホームページは、作っただけでは意味がありません。 でも、更新・改善・分析を続けることで、“意味のある資産”へと育てることができます。
すぐに結果を出すなら…
SNSや広告が向いている!
長くビジネスを育てていきたいなら…
ホームページが向いている!
ホームページは、あなたのビジネスや想いをしっかりと伝え、信頼や成果へとつなげていく“長期的な武器”です。決して意味がないものではないと思います。
焦らず、じっくりと育てる。そうすれば、必ずホームページはあなたのビジネスに必要なものになってくる、私はそう思っています。
ホームページで集客したいなら
こんなこと叶えたいと思いませんか?
- 地元の人に向けて自分の事業の魅力を伝えていきたい!
- 新規オープンしたお店に地域の人を呼び込みたい!
- ホームページを持っているがもっと伝わるものにリニューアルしたい!
- ただホームページを作るだけでなく、しっかりと見てもらえるページにしたい!
\ 地元集客を強化するなら/