【保存版】ホームページは自作と外注どちらが得?川崎のWeb担当者が教える判断基準

目次

はじめに | そもそもホームページは自作?外注すべき?

ホームページを作りたいと思ったとき、「自作するべきか、それとも外注するべきか?」と悩む方は多いのではないでしょうか。

  • そもそもホームページって自作はできるの?
  • ホームページ、コストを抑えたいから自作したい!
  • プロに依頼する意味はどこにあるんだろう?

という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

本記事では、WixやWordPressやSTUDIOなどを使って自作する場合と、プロに外注する場合のメリット・デメリットを整理し、どちらがあなたのビジネスにとって最適かを判断できるよう解説します。

この記事を読めば、ホームページを依頼する基準がわかりますよ!

ホームページを自作する場合のメリット・デメリット

周りの個人事業主の方などに聞くと、最初はホームページを自作という方も多いかと思います。

私はホームページ制作を川崎を拠点に行っておりますが、もちろんホームページ制作を必要としている人には、私たちプロに依頼いただきたい!と思っています。

でもまだ、プロに依頼する段階ではない方もいらっしゃるかと思います。

  • まだ起業初期のため、ひとまずホームページという形だけがほしい
  • 起業初期のため、予算を抑えた制作をしたい
  • ホームページ制作を誰かに依頼する前に自分で作ってWordPressの仕組みをおさえておきたい

など様々理由はあるかと思います。そんな時にホームページを自作するメリットとデメリットをこれからお伝えしたいと思います。

ホームページを自作するメリット

コストを抑えられる

ホームページを制作する費用がかからないので、コストを抑えられます。

WordPressでホームページを制作する時の費用は、サーバー代とドメインのみで始められます。
また、広告はつく上に、ドメインは指定のものになりますが、WixやSTUDIOについては、無料でホームページを制作することが可能です。

自分のペースで好きな時に作れる

ホームページを制作する時、もしプロのWEBデザイナーやWEBディレクターにに依頼する場合は、打ち合わせが発生します。WEBデザイナーやWEBディレクターに依頼する場合は、最初にスケジュールを決めて制作をするため、この日までに原稿を用意して、この日までにチェックして…などの作業も発生します。ホームページを作るときはスケジュール的に確保ができないとなかなか完成させるのは難しいといえます。

ただ、自分で制作する場合は、ちょっとした空き時間などに制作の時間を取ることができます。誰かとコミュニケーションを取らずに制作ができるので、自分の作業時間さえ取れば、ホームページ制作を進めることができます。

いつかWEB制作をプロに頼むときのスキルが身に付く

ホームページを自分で自作すると、必ずと言っていいほど、WEBのツールに向き合うことになります。WordPressで制作する場合は、WordPressの画面の仕組み(ブロックエディタなど)を理解することや、ページの追加方法や、記事の追加方法もやっているうちに、感覚的に理解が可能です。

またSTUDIOやWixなどノーコードツールについても、比較的感覚的操作ができるツールになるため、触っているうちにだんだん理解ができるはずです。

まずはプロに頼むために自分で理解する!ということも大切なことだと思います。

プロに依頼するとしても更新していく=ホームページを育てていく のはWEBを運用する担当者。もしご自身がWEBの運用担当をされるのであれば、まずは一旦触って理解しておくということも一つの手段だと思います。

ホームページを自作するデメリット

デザインや設定に慣れるまで時間がかかる

ホームページを自作するとしても、まずは、どこから始めて良いかわからない方は多いかと思います。最初は調べながら・検索エンジンを駆使しながらなどで、手探りになるかと思います。

WordPressにしてもすごく奥が深くて、テーマによっても操作方法は全然変わりますし、バージョンによっても操作方法は変わります。プラグインの用途は多岐にわたります。こだわれば、こだわるほど、時間がかかるということは事実です。

クオリティに限界がある

WEBデザインはただ、色を変えて、画像を変えて、だけの単純なものではありません。デザインにしても最初から手を動かすわけではなく、戦略的にデザインを決めていく必要があります。

ひとまず情報を掲載する簡単なホームページが欲しいといった要望であれば別ですが、デザインにもこだわるのであれば、自作の場合クオリティには限界があるといえます。

SEO対策など結果を求める場合は専門的知識を要する

もしホームページで、検索上位を狙うという目的があるのであれば、専門的な知識が必要となります。結果を出すためのホームページを制作するときは必ずと言っていいほど、リサーチをしたり、狙うべきキーワードを考えたり、それを元にページ構成を組み立てるなどの専門知識が必要となります。自作で行う場合は、その部分を習得することはなかなか難しいと考えられます。

ホームページを自作する段階にぴったりの人

上記にお伝えしたことから、ホームページを自作するのにぴったりな人は「これから依頼はする予定だけど、まずは自分で触ってみたい。ホームページのこと、WEBのことを知っておきたい。」という人だと思っています。

私自身はホームページ制作を仕事にしていますが、少しでもWEBの知識がある人とお話しすると、話がスムーズに進んだり、ホームページの納品後にご自身でホームページを更新ができるスキルが身に付いているので、育てていけるホームページにしていきやすいという傾向があると思います。

WEBデザイナーが、お客様のことを知るように、お客様もホームページやWEBのことを少しでも知っていただくと、コミュニケーションがものすごく取りやすくなります!

ホームページを外注する場合のメリット・デメリット

そしてホームページを外注したい。WEBデザイナーにお願いしたい!という時のメリットやデメリットもお伝えしたいと思います。ホームページのことはわからないから、誰かにお願いしよう!と考えていらっしゃる方、まずはこちらのメリットデメリットを読んでくださるととても嬉しいです!

ホームページを外注するメリット

あなただと一目でわかる デザインが制作できる

「このデザインを見れば、あなただと一目でわかる。」そんなデザインを作りたいのであれば、プロのWEBデザイナーに外注するのが良いでしょう。

デザインは、先にも述べたように、ただ色を変えて、画像を変更して…といったものではありません。競合をリサーチして、自分のポジションを決めて、競合とデザインテイストが被らないように戦略的に決めたり、ターゲットの好みや嗜好によってもデザインテイストは変わります。デザインの方向性を決めた上で、目に見えるデザインをしていきます。

どういったデザインが良いのだろう?と迷っている方は、壁打ち相手にもなり、方向性を決めて行きます。

こういったプロセスはなかなかプロに依頼しないと経験できないことだと思います。このようなプロセスを経るからこそ、あなただと一目でわかるグッとくるデザインができるのではないでしょうか?

好きな機能を実装できる

ホームページの運用に必要な要素として大切なのは「更新のしやすさ」だと思います。
私が担当してきたお客様の中には、例えばこういう方がいました。

講座の主催をしているのですが、卒業生の方をメンバーリストとして更新していけるようにしたいです!

承知しました!制作から手が離れても、更新がしやすいように設計させていただきますね!

といった形で、お客様の要望に合わせた機能の実装が叶います。こういう機能は入れられるんだろうか?このようなことはできますか?などの疑問があれば、ご相談いただければと思います。

<そのほかの実装例>

これから拠点が増えそうなので、拠点が増えた時、こちらで拠点の一覧を管理できるようにしたいです!

事業所のみをひとつの投稿グループにして、実装しました!

所属アスリートを管理したいです!

所属アスリートのみをひとつの投稿グループにして、実装しました!

他にもお客様のご要望に沿ったご提案が可能ですので、これできるんだろうか?などがあれば、お気軽にご相談くださいね!

ホームページに人が集まり、離脱しにくくなる設計ができる

ホームページは、ただ情報を並べただけでは人は集まりません。たとえどんなに良い商品やサービスを紹介していても、見に来てくれた人が必要な情報をすぐに見つけられなければ、途中でページを閉じてしまいます。

ユーザーが迷子になってしまう設計では、「なんとなく分かりづらいな」「自分には合わないかも」と感じさせてしまい、本来なら得られるはずだった問い合わせや申し込みのチャンスを逃してしまう可能性もあるのです。

そこで大切なのが、「見やすさ」や「分かりやすさ」を意識した設計です。プロにホームページ制作を依頼すると、ただデザインを整えるだけでなく、訪れた人が自然とページを読み進めたくなるように、情報を整理し、配置していきます。

「ここに知りたい情報がちゃんとある」「この会社なら安心できそう」
そんなふうに感じてもらえるように導線を設計することで、離脱を防ぎ、問い合わせや購入といったアクションに繋がるホームページが出来上がります。

見た目のデザインだけではなく、「成果につながる設計」がホームページには欠かせないのです。

SEOに強い設計ができる

検索結果で上位に表示されやすいホームページを構築するには、「SEO(検索エンジン最適化)」の視点が欠かせません。せっかくホームページを作っても、検索結果の2ページ目以降に埋もれてしまっては、見つけてもらうことすら難しくなってしまいます。

SEOに強いホームページを作るためには、まず「どんなキーワードで検索されたいのか」をしっかりと考えることが重要です。たとえば「地域名+サービス名」や「悩みごと+解決方法」など、実際にユーザーが検索するであろう言葉をリサーチし、狙うべきキーワードを選定していきます。

そのうえで、そのキーワードに合わせたページ構成やコンテンツの内容を決めていく必要があります。タイトルや見出しの付け方、文章の構成、画像の扱い方まで、細かな部分にもSEOの知識が求められるのです。
実は、こうした設計の段階からSEOを意識して作られたサイトと、ただ何となく情報を載せただけのサイトでは、検索順位に大きな差が生まれます。

私の場合は、川崎市の中小企業に検索されて欲しいので、「川崎市 ホームページ制作」などのキーワードを狙ってコンテンツを設計しています。

自分でホームページを作る場合、このリサーチや戦略設計の部分まで手が回らない…という方がほとんどです。
だからこそ、検索上位を狙いたい場合や「集客につながるホームページ」を作りたい場合は、専門的な知識を持ったプロに依頼することで、結果に繋がるホームページが作れるのです。

ホームページは「ただ作ればいい」ではなく、「見つけてもらい、選ばれる設計」が重要です。
SEO対策を施したホームページで、しっかりと集客につなげていきましょう。

ご自身のビジネスに専念できる

まさに「餅は餅屋」といったところでしょうか。ホームページの制作やメンテナンスといった専門的な部分をプロに任せることで、ご自身のビジネスに集中できる時間をしっかり確保することができます。

特に、日々の業務で忙しい経営者や個人事業主の方にとって、ホームページの更新やSEO対策、デザインの見直しなどは、後回しになりがちな作業です。とはいえ、それを放置してしまうと、知らない間に機会損失に繋がってしまうことも。
だからこそ、こうした専門的な部分はプロに任せることで、「集客できる仕組みづくり」を進めながら、安心して本業に専念することができるのです。

また、「任せきり」ではなく、制作や改善の過程では打ち合わせやヒアリングの時間も設けるため、むしろビジネスの壁打ち相手として活用いただける場面も多くあります。
ホームページの内容や見せ方について相談するうちに、「自社の強み」や「届けたいお客様像」がより明確になることも少なくありません。客観的な視点でアドバイスを受けながら、ビジネスの軸を一緒に整えていけるのは、プロに任せるからこそ得られる大きなメリットです。

ホームページを制作していく過程で、頭の中が整理される・事業のへの想いによりまっすぐ進める!と言ったお声もたくさんいただきました!

「本業に集中しながら、同時にホームページがしっかり集客の土台になっていく」

そんな安心できる環境を手に入れてみませんか?

デメリット

コストがかかる

プロにお願いする分、制作コストはかかります。ある程度品質の高く、集客できるホームページを制作するのであれば、最低でも30万円の予算は必要だと考えます。でも、30万円費用をかけて、30万円の集客ができた場合、制作費用は回収できます。そして、ホームページ自体は資産となるため、それ以降は貴重な24時間営業係になってくれると考えれば、必要な投資と考えても良いのではないかと思います。

自分に合ったWEBデザイナーを探すことが求められる

いざ、WEBデザイナーにお願いしよう!と思った時。誰に依頼して良いのかわからないと迷うこともあると思います。WEBデザイナー誰にお願いしようか?と迷ったときは、そのデザイナーさんが何が得意なのかを見極めると良いかと思います。

デザインにこだわりたいのであれば、デザインが得意なWEBデザイナーや制作会社を。
SEOマーケティングに拘りたいのであれば、SEOマーケティングが得意なWEBデザイナーさんを。
機能面にこだわりたいのであれば、コーディングなど設計が得意なWEBデザイナーさんを。

また、地域に根ざした集客をしたいのであれば、近隣のWEBデザイナーさんにお願いするのが良いと思います。ただ、一つだけ言えるのは、デザイナーさんとは相性が大切になっていきます。

良いコミュニケーションなしには、良いホームページは生まれない。そう考えています。

修正依頼のコミュニケーションを密にやり取りする必要がある

少しの修正に見えても、実際には細かい変更作業に時間がかかることはよくあります。特にホームページ公開前の最終チェック段階では、「この文言をもう少し柔らかくしたい」「画像の位置を少しだけ変えたい」「この部分を目立たせたい」など、細かな微調整の修正依頼が増えてくるものです。

こうした最後の仕上げの部分こそ、実はホームページ全体の印象を左右する重要な工程。だからこそ、修正依頼や細かな確認事項について、制作者としっかりコミュニケーションが取れるかどうかが、大きな鍵になってきます。

「伝えたはずの修正が反映されていない」
「ニュアンスが違ってしまった」
「何度もやり取りが発生して、結局公開が遅れてしまった」

そんなすれ違いを防ぐためにも、信頼できる相手と密に連絡を取り合いながら進めることが大切です。修正の意図をしっかり汲み取ってもらえれば、細部まで納得のいくホームページに仕上げることができます。

特に、言葉の使い方やデザインの「ちょっとした違和感」は、見る人にとって大きな印象の差につながる部分。だからこそ、最後まで一緒に細かく確認しながら作り上げる相手選びが、満足できるホームページづくりには欠かせないのです。

川崎で地元の制作会社に依頼するメリット

私は神奈川県川崎市でホームページ制作をしているWEBデザイナーですが、もし、地元で頑張る個人事業主様や中小企業様がいたら、積極的にお力になれればと考えています。デザイナーが近くにいることで、WEB制作をするメリットもこちらで挙げさせていただければと思います。

対面での打ち合わせが可能

対面であれば、直接相談できる安心感が大きいです。zoomでオンライン打ち合わせも可能ですが、直接お会いすることで、親近感も強くなり、やり取りも早く進むと言ったメリットはあると思います。

実際私も電車で数駅の場所で打ち合わせをすることもありますが、1日でデザインの方向性を一気に決めたと言った経験もあります。

地域に密着したサポートができる

地域のことをよく理解しているというのは、大きな強みのひとつです。ホームページ制作や集客支援をするうえで、地域性や土地柄を理解しているかどうかで、提案内容や表現の仕方が大きく変わってくるからです。

私自身、生まれたときから川崎市に住んでいるため、川崎の街や特徴、地元の人たちの雰囲気など、肌感覚で理解しています。だからこそ、たとえば「このエリアならこういう見せ方が響きそう」「この地域の人たちはこういう言い回しの方が伝わる」といったご提案もできるのです。

地域密着だからこそできる、地元ならではの話題や情報を共有しながら進められるのも、やり取りのスムーズさにつながります。地元の商店街の話や、よく知られている施設・場所など、共通の話題があるからこそ「話が早い!」と感じてもらえる場面も多いはずです。

地域で長く事業を続けていくためには、地元の特性や人の流れを理解したうえでのホームページ設計や集客戦略が欠かせません。地域密着だからこそのきめ細やかなサポートで、地元のお客さまにしっかり届くホームページ作りをお手伝いします。

川崎エリアのSEOなどの集客戦略が得意

川崎の市場に特化した集客戦略を立てられるのも一つのメリットです。川崎での集客方法については、こちらでのブログでも紹介しておりますので、ぜひご覧くださいね!

まとめ:ホームページ制作。自作と外注、どちらを選ぶべき?

以上を踏まえた上で、自作でホームページ制作をするのがおすすめな人と外注でホームページ制作をするのがおすすめな人をまとめてみました!

自作ホームページがおすすめな人

  • 予算や費用を抑えたい人
  • 時間に余裕があり、学びながら作れる
  • ひとまずページに必要事項があればOK!URLがあるものをとにかく作りたい人
  • 今後依頼する予定でいるけどまずは自分で触って知識を深めたい人

外注でホームページ制作するのがおすすめな人

  • ビジネスを本格的に成長させたい人
  • デザインやSEOの専門知識がないけどこだわりたい人
  • 壁打ちをしてもらいながら、本格的な育てていけるサイトを作りたい人

もちろん、今の状況を踏まえた上で、最初は自作にしたけど、ビジネスが成長してきた段階でゆくゆくは依頼したいと考えるというのも問題ないと思います!自分に合った、制作方法を選んでいくのが良いと思います!

ホームページ制作に迷ったら相談を!

  • 結局、外注すれば良いの?プロに依頼するのが良いの?どちらがいいのかわからない…!
  • 自作の場合はどうやって作るのか相談に乗って欲しい…!
  • 外注する場合は、予算はどれくらいかかるんだろう?

など、お悩みがある方は、ぜひ一度30分無料相談でご相談ください。
川崎の地元企業として、あなたの事業に最適なホームページの形をご提案いたします。

この記事では、ホームページを自作する場合と外注する場合の判断基準をお伝えしました!
あなたのビジネスに合った選択をし、効果的なホームページ運営を実現しましょう!

この記事を書いた人

神奈川県川崎市出身・在住。
大学卒業後システムエンジニア、同じ会社の採用担当を経てデザイナーとなる。個人で活動する一方で、株式会社ドマノマドのチームでもプロジェクトマネージメントを行うなど、幅広い場で活動している。

自分の想いにまっすぐ進みたい人を応援したい!という気持ちから、ホームページ制作をすることでその想いを応援している。

デザインもコーディングもする「二刀流デザイナー」としてweb・ホームページ制作をするだけでなく、現在ではデザイナー向けに二刀流デザイナー養成講座も開講している。

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