チラシなどの紙媒体は、地域密着型のビジネスやイベント告知で今もなお有効な集客ツールです。
ですが、チラシだけの情報では「もっと詳しく知りたい」「申し込みたい」と思ったお客様の行動をスムーズにつなげるのが難しい場面も。
そこで役立つのが「QRコード」。
チラシにQRコードを載せてホームページへ誘導することで、オフラインからオンラインへの導線が強化され、集客力を高めることができます。
この記事では、QRコード付きチラシでホームページへスムーズに誘導する方法や、デザインのコツ、よくある失敗例とその対策まで、まるっと解説します!
QRコード付きチラシが集客につながる3つの理由
QRコードとチラシの組み合わせは、とても相性がいいんです。
まずはチラシで興味を引き、そこから「もっと詳しく知りたい」と思ってくれた人を、QRコードを使ってホームページへ誘導できます。これにより、紙だけでは伝えきれない情報を届けることができるんですね。
チラシはスペースに限りがあるため、情報を詰め込みすぎると逆効果。何が大事なのかが伝わらず、読み手の印象にも残りにくくなってしまいます。
そこで活躍するのがQRコード。必要最低限の内容を紙で伝えつつ、詳しい内容はWEBで見てもらうという使い分けができることで、より効果的な導線がつくれるのです。
このあと、QRコードつきチラシが集客につながる3つの理由をお伝えしていきますね。
1.紙媒体の信頼性×WEBの手軽さが相性バツグン!
紙のチラシには、手に取った“その一瞬”で目を引ける強みがあります。情報が形として残るため安心感も高く、地域へのポスティングやイベント配布、さらには名刺代わりの挨拶ツールとしても活躍します。
ここにQRコードを添えれば、興味を持った人がスマホで「ピッ」と読み取るだけでホームページへ直行。紙面では伝えきれない詳細や最新情報を、その場で手軽に見てもらえます。
つまり
- チラシでぱっと興味づけ
- QRコードで詳しい情報へ誘導
という二段構えの導線を、簡単に実現できるわけです。
2. 興味を持った“今”のタイミングで誘導できる
QRコードの最大の強みは、「見たその瞬間に行動してもらえる」ことです。
「あとで検索しよう」と思っても、実際には忘れられてしまうことがほとんど。だからこそ、“今この場で”アクセスできる仕組みが大事なんです。
お申し込みや来店など、行動してもらうベストなタイミングは
まさにそのチラシを見た瞬間。
「行ってみたい!」「申し込みたい!」という気持ちが生まれるのは、心が動いたその一瞬です。
そのためには、どんなチラシにも“CTA(行動喚起)”が必要です。
QRコードのように、その場で行動につながる仕掛けを用意しておくことが、集客のゴールへつなげる大切な一歩になります。
つまり、チラシを配って終わりではなく、
「どう動いてもらうか」までを設計するのが、本当の意味でのチラシ活用。
だからこそ、“今すぐ行動したくなる工夫”を盛り込むことが重要なのです。
3. 効果の見える化ができる
QRコードは「ただ読み取ってもらうだけのもの」と思われがちですが、実はアクセス数の“見える化”ができる便利なツールなんです。
たとえば、QRコードに設定するURLに「パラメータ(追跡コード)」をつけておけば、
「何人がQRコードを読み取ったか」「どのチラシからアクセスがあったか」などのデータをあとから確認できます。
つまり、印刷物なのに、WEB広告のように効果を分析できるというのが大きなメリット。
具体的には、以下のような方法があります:
- Googleアナリティクス+UTMパラメータ
専用のコードをURLに加えるだけで、QR経由のアクセスを可視化できます。 - bit.lyなどの短縮URLサービス
QRコードに設定するURLを短くでき、かつクリック数も手軽にチェックできます。
このように、QRコードにひと工夫を加えるだけで「効果があるかどうか」が数字でわかるようになるのです。
ホームページへの導線を強くするQRコードの使い方
ここからは実際にQRコードをどう作成していくかを実例を交えて説明したいと思います。簡単にお手軽にQRコードが作成できるので、ぜひ試してみてくださいね。
QRコードの作成方法(無料ツール紹介)
以下の無料サイトで簡単にQRコードを作成できます。作成したQRコードは画像として保存し、チラシに配置するだけです。
サイトにアクセスする
上記のサイトにアクセスをします。
作成したいURLを入力し、作成するをクリック
QRコードを作成する方法はとても簡単です。トップページの「さっそく作る」のURLを入力し、右の作成するのボタンを押下します。

QRコードが作成されていることを確認し、ダウンロードする
これだけでQRコードが作成されます。作成されたQRコードが表示されるので、そのQRコードが正しいかどうかを確認し、ダウンロードを押下します。
もし、QRコードの色を変更したい場合は、QRドットの色を変更します。

PCにダウンロードしたQRコードをチラシに貼り付ける
画像ファイルになりますので、ダウンロードしたファイルをチラシに貼り付けて使用しましょう。ご自身でCanvaなどのツールに貼り付けて使用も可能です。
誘導先URLはどこにすべき?
TOPページにリンクを貼るのもOKですが、実は目的に合った個別ページ(サービスページや予約ページ)に直リンクするのが効果的です。
例えばこちらのベビトレヨガのチラシに記載しているQRコードの場合は、ベビトレヨガのお申し込みのフォームのURLにアクセスするようにしています。一番大切なのは、チラシを見た人が迷わずに一番起こして欲しいアクションにたどり着けることだと思います。

チラシを見てもらう人にやさしい設計が、お申し込みやお問い合わせに直接つながってくるのです。
チラシに載せるときのQRコードのデザイン&配置のコツ
ここではデザイナー目線で、QRコードをチラシに載せる時に気をつけたほうが良いことや、配置のコツなどをお伝えします。
せっかく、チラシにQRコードをつけても、読み取れない・何のQRコードなのかわからない場合は、機会損失にも繋がってしまいかねません。もし、QRコードを用いてチラシを作る場合、以下のチェックポイントを確認してから印刷をしてみてくださいね!
サイズ・配置は読み取りやすさ重視!
QRコードは最低でも2〜3cm四方は確保しましょう。
先程のQRコード作成ツールでも余白とともにQRコードの画像が出力されます。その余白は保ちつつ、チラシに配置することをおすすめします。
そして、QRの色が薄いと読み取りづらくなってしまうので、背景とコントラストのある色で印刷するのが基本です。
良い例(背景とQRコードのコントラストがはっきりしている)

悪い例(背景とQRコードのコントラストがはっきりしていない。)

「なんのQRか」を明記しよう
ただQRコードを載せるだけでは、何のQRコードかわからないため、スルーされてしまうことも。
「詳細はこちら」「今だけ限定キャンペーン」「ご予約はこちらから」など、目的を伝える言葉を添えることで、読み取り率がアップします。
ひとこと添えて行動を後押し
さらにQRコードはこちら、だけではなく、「今だけ」「プレゼントあり」「5秒で完了!」といった“後押しのひとこと”があると、心理的ハードルがぐっと下がります。
反応が取れるチラシに共通するポイント
伝えたいことは1つに絞る
チラシを見た人が「これって何のチラシ?」と迷ってしまうと、それだけで興味が薄れてしまいます。
あれもこれもと盛り込みたくなる気持ちはありますが、人がパッと見て理解できる情報量は限られているもの。
「予約してほしいのか?」「来店してほしいのか?」「ただ知ってもらいたいのか?」
目的をひとつに絞ることで、メッセージもクリアに伝わり、行動につながりやすくなります。
例えば…
- 予約を取ってほしいなら「今だけ!WEB予約で〇〇プレゼント」
- 来店を促したいなら「ご来店で〇〇が体験できます!」
目的をひとつに絞る=届けたい人に届く、わかりやすいチラシになります。
QRコードを目立たせつつ、全体のレイアウトに一貫性を
QRコードが目立たないと、そもそも読み取ってもらえません。
でも、ただ目立たせれば良いというわけでもなく、チラシ全体のデザインバランスが大事です。
- QRコードはしっかりと視線が届く位置(右下 or 中央寄り)に配置
- 周囲にキャッチコピーや囲み枠をつけて、存在を強調
- チラシ全体の色やフォントと調和させて“違和感なく目立たせる”のがコツ
見やすくて整ったチラシは、手に取ったときの印象もアップし、行動につながる可能性が高まります。
ホームページ側もスマホ対応&見やすい構成にしておく
QRコードを読み込んでもらえても、その先のホームページがごちゃごちゃだったり、スマホで見づらいと即離脱されてしまいます。
ホームページは「見てもらう」のが目的ではなく、
見た人に“何かしらの行動”を起こしてもらうことがゴールです。
そのために、
- スマホで開いたときにすぐ情報が見える設計にする
- メニューやボタンがわかりやすい(小さすぎない)
- CTA(申込・予約など)への導線がしっかりしている
など、“見て終わり”にならないための工夫が大切です。
QR以外の導線(電話・LINE・SNSなど)も併設する
QRコードが便利とはいえ、すべての人がスマホで読み取るとは限りません。
特にご年配の方や、スマホ操作に不慣れな方にとっては、「電話番号」や「LINEのID」などの情報も大事な窓口になります。
また、SNS(Instagram・Xなど)を運用している場合は、それらのアカウントも掲載することで興味を持った人とつながり続けることができます。
- 電話:予約や問い合わせ用に目立つ位置に配置
- LINE:登録特典などをつけると登録率アップ
- SNS:ハッシュタグやQRコードを添えるとスムーズに遷移可能
複数の導線を設けることで、“それぞれの人に合った行動のしやすさ”を提供できるのです。
まとめ|チラシとQRコードを“意味のある導線”にしよう
QRコードは、チラシという限られたスペースの中で、大きな力を発揮する導線ツールです。
でも、ただ載せるだけではもったいない。「誰に・何を・どう行動してほしいのか」を考え抜いて設計することが、チラシの効果を最大限に引き出すカギになります。
実は、こうして戦略的にチラシを設計するプロセスは、そのままホームページ制作にも活かせます。
しっかりと導線設計されたチラシは、お申し込みやお問い合わせといった「行動」へつながりやすく、ホームページのコンテンツ設計にも直結します。
また、QRコードからアクセスされた先のホームページも、スマホで見やすく・わかりやすく整えておくことで、集客力がさらにアップします。
つまり、チラシもホームページも、“ただ作る”のではなく“どう届けるか”を考えることが大切なんです。
「今はホームページまでは難しい…」という方も、まずはチラシから始めてみるのもおすすめです。
特に川崎市のような地域密着ビジネスでは、オフライン×オンラインの導線づくりが大きな強みになりますよ。
お客様の心をつかむ「売れるチラシ」
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初めてチラシを作るけど何から手をつけて良いかわからない
売れるチラシを作るために、どんなことをやっているの?
集客に繋がるチラシの作り方を知りたい
効果的なキャッチコピーを用いてチラシを作りたい
チラシ制作のお見積もりはいくらくらいなの?
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